杉並区の毎年バラの冬剪定をご依頼いただいているお客様から、「知人からフランスコフナをもらったので、施肥の時にこれを利用して欲しい。」と、ご提案いただきました。
フランスコフナとは、ブドウの搾りかすを材料とした土壌改良材です。
なかなかお高い資材ですので私は試したことはないのですが、好奇心旺盛のお客様と私は、試しに使ってみよう~!!となりました。
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9/5(木)は久しぶりの猛暑日。作業は8時から開始させていただきました。




フランスコフナは土壌を改良する菌ですので、その餌となる米ぬかと混ぜて漉き込むことにしました。
米ぬかがパフパフなので、お水も少し入れました。
バラの株元に肥料を入れ、フランスコフナと米ぬかを混ぜたものを漉き込み、その上からバークたい肥をかぶせました。
すみません🙇♀️その状態の写真はなかった・・・。




この場所のつるバラ、虫の食害でホネホネなんです😭
ここが見せ場のつるバラなので、是非とも元気になって欲しいです。
気温が高いこの時期はフランスコフナ菌も活発に動けるはず。
米ぬかを餌にどんどん土壌改良して、バラが健やかな根を新たに伸ばしてくれたら、来年の春の開花期待出来そうじゃないですか!!
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お庭のすべてのバラにフランスコフナを入れて、四季咲き木立ちバラは夏剪定しました。




食害被害のバラに付いていた毛虫。




この虫「マイマイガ」でした。地域によっては大量発生しているらしいです。
こちらのお宅ではこれが大発生してしまったのです。
本当に葉っぱを全部食べられているバラが何鉢もありました。
ただ1週間前に伺った時ホネホネだった四季咲きの木立ちバラが、しっかり新しい葉が芽吹いていて、やっぱりバラってタフだなって思いました。
あんまり薬剤を散布しないお客様ですが、今回は散布させていただきました。
「こんなに手厚くバラの夏仕事したのは初めてよ~。」とお客様は笑っていましたが、きっとバラがその想いに答えてくれると思いますよ。