1/22、23の2日にかけて、杉並区のお客様宅のバラ冬剪定作業に伺いました。
お家の敷地にぐるっとバラを育てておられるので、この時期に必ず剪定作業を行います。私が伺うようになってから今年で6回目の作業になります。
お客様はバラが大好きで長年大事に育ててきましたが、この頃体調がすぐれなかったり、昨年の猛暑の時の水やりが大変だったりしたので、バラを徐々に縮小していきたいとのことでした。
私が剪定ばさみを入れていて、このバラはちょっと枝に元気ないな~と思った木立ちのバラ3鉢は、お客様に報告した後、「げんこつ剪定」をしてこの春の枝の伸びを確認後、処分するかどうかを決めていきます。
「もう新しいバラはお迎えしないわ…。」とお客様はおしゃっていました😔




西の外構。
大工さんの造作のパーゴラは、月日と共にかなり劣化しています。
誘引している「ポールヒマラヤンムスク」の枝を支えるのにはちょっと厳しくなってきました。
この高さになると脚立がかなり高いものになりますので、男性ガーデナーに手伝ってもらっています。
その男性ガーデナーさんが、上部は摑まる所がないからなかなか怖いと言ってました。




つるバラの枝で囲まれているので、バラの要塞です。
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中庭入口の「群星」


北側なので開花は一番最後になります。
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中庭の「スパニッシュビューティー」とお客様が一番大事にしている「マダムキャリエール」。




一時期は「マダムキャリエール」が左右両方に枝を伸ばして豪快に咲き誇っていましたが、2年前から突如枯れて今は右端の一番奥から枝が出ているだけになってしまいました。


左から「スパニッシュビューティー」右から「マダムキャリエール」で枝を収めました。
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中庭奥のアーチのバラは弱かった枝が強くなってきました。
アーチ右側は枝が1本だけなので、今年の開花後引き抜く予定です。代わりに木立ちのバラを鉢植えで育てて、アーチの内側にクレマチスを誘引していきたいと検討中です。


左手のフェンスのつるバラはフェンスの半分より下に誘引。開花後の納まりを良くしました。
陽当りが心配ですが、遅れて咲いてくれるでしょうか。
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こちらのお客様宅の作業が終了してホッとしました☺️
なかなかのバラの本数、バラの開花のイメージしながらの作業、そしてお客様の来年のバラの構想を伺いながらと、頭はイッパイイッパイでした。
スッキリしたお庭を見て、お客様にはご満足いただけたようです。
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来週はさいたま市のバラ屋敷のお客様宅へ。
そろそろ、バラの作業の終わりが見えてきました。
頑張るぞー💪